慢性的肩こりの人の傾向
いつの間にか当たり前になっている肩こり状態の体。疲れた時に腕をぐるぐる回してみたり、首をストレッチしてみても、余り効果が長続きせず、結局はずっと肩こりを感じていると半ば諦め気味の人は少なくありません。

肩こりが解消しづらい体になっている人に多く見られるのは、朝の不調です。起きている時間帯は、頭を支えたり腕を動かしたりと、姿勢や動作にも肩こりに関わる筋肉が活躍します。これらの筋肉が休まるのは、夜、布団に横になっている間です。

精神的な緊張が原因の肩こりについても、睡眠により脳疲労が軽減される必要があります。つまり、朝の不調は、睡眠による疲労回復が不完全であることを表しています。

肩こりを解消しやすい状態になっている場合は、気持ち良く目覚めることができ、頭もすっきり、体に違和感もなく動きが軽いです。朝も食欲があり、次に何をするべきか自然とスムーズに行動へつなげることができます。

就寝中に脳と体をしっかりと休めることができる人は、日中、肩こりを感じてもセルフケアで肩こりを改善させやすい傾向があることが分かっています。

【PR】肩こり、五十肩などに効く第3類医薬品


肩こりと食生活の関係
肩こりを感じている部分は、しばしば血行不良に陥っています。その対処法として、凝っている部位を直接温めたり、肩首周りの筋肉を動かし刺激して、血流を回復しようとしますが、その時はなんとなく楽になっても、直ぐに元の辛い症状が出てきてしまう場合は、より根本的なところから改善していく必要があるのと思われます。

肩こりと食生活の関係は一見分かりにくいかもしれません。しかしこの食生活こそ、しつこい肩こり体質を改善させていくために大切な大元の部分だと考えられます。

無理なく栄養を摂取するためには、少しの手間や努力が必要になると思います。胃が不調な場合は、材料を消化良く柔らかくするために、煮込み料理をするのも良いでしょう。

そして、栄養の吸収率がアップするような食べ合わせを工夫しましょう。例えば肉が苦手な人は、鉄分が豊富なほうれん草を、魚などのタンパク質と一緒に摂取 することで吸収率がアップします。

また忙しい人は、朝食の飲み物に白い砂糖ではなく黒糖やゴマを加えたものに変えてみるのも良いでしょう。朝食を抜いていた人は時間をかけずに、嫌いでなければ、卵を加えた納豆かけご飯なども良いのではないでしょうか。外食では、自宅で余り作らないものを選ぶなどの一工夫で差がつきます。

但し、いくら体に良い食材といっても、毎日同じ食材、偏ったメニューになるのは避けましょう。魚介類や緑黄色野菜は摂る機会が少ないようなので、外食でも上手にできるところから取り入れていくのが良いと思います。

【PR】肩こり、五十肩などに効く第3類医薬品